植物工場の収益性を高める172のヒント

  • 多数の大規模工場での運用実績
  • 370ページ、30万字以上のPDF
  • 規模・仕様問わず、多くの現場で活用できる
  • 収益性重視だから実用的

本書は、2024年10月13日に更新しました。

こんにちは、今村です。

私は今でこそ、植物工場ノウハウを発信しています。

でも元々は、植物工場の立ち上げや改善の仕事をしていて、ずっと現場の最前線にいました。過去の経験のいくつかはコラムにも書いてます。

私より業界歴が長い人はいても、私より「経験した現場数」が多い人はいないと思います。いたらスイマセン。

詳しくは私のプロフィールをどうぞ。

私がやっていた仕事は、数年おきに新しい植物工場へ行き、現地でオペレーションを作り込み、スタッフを教育する、といった「運営の基盤」を作るもの。

最前線で周りを指揮しながら手を動かすので、自らが学び続け、時には頭を悩ませてきました。

植物工場の収益力を決めるものは…?

これまで多くの生産者と話してきて思うことがあります。

それは、最初に覚えた基本的なやり方を今もずっと続けている。という方が多いこと。

新しいことを取り入れるには時間とコストがかかるので、理解できる部分もあります…。が、

効果的なノウハウをドンドン取り入れて、収益性の高いやり方に変えないと、成果には結びつきません。

本来これは当たり前の話ですよね…。

1枚の写真から見えるだけでも、いくつもノウハウがあります。

もちろん、植物工場での作業は様々。

  • 工場設備
  • 人員管理
  • 作物の栽培
  • データ分析
  • 生産計画、など。

それぞれの要素ごとに収益に直結するノウハウが山ほど存在します。

全て挙げればキリがありません。

いくつノウハウを知っていて、どれだけ実践できているか。それが収益性を決めます。

しかし実際のところ、「ノウハウを学ぶ価値」は、多くの現場で軽視されています。

  • 収量を増やしたいのに、栽培環境をどう調整すべきかわかっていない。
  • コスト削減が課題なのに、節約の取り組みをしていない。
  • スタッフの教育に投資していない。 etc.

これらの原因は、「効果的なやり方」をそもそも知らないこと。つまり、ノウハウ不足です。

断言しますが、効果のあるノウハウをいくつも積み重ねれば、着実に現場は強くなります。

仕事の負担が減り、早く終わるようになり、品質も向上します。

つまり、植物工場にとって「効果的なノウハウ」こそが超重要

前置きが長くなりましたが、「現場で使えるノウハウ」を体系化したものが本書です。

私が10年以上、現場で実践しながら磨き上げたものです。

ボリュームは30万字以上、「172個のヒント」としてトピック別に書きました。

このノウハウ集は、植物工場の収益性を高めるための「設計図」です。

現場をラクにするための「保険」として使ってください。

そして特に伝えたいことが…

本書はとにかく、収益性!、収益性!、収益性!

最大限、収益性に特化しているということ。

内容のすべてを収益性の観点から書いた、唯一無二の植物工場向けコンテンツです。

その代わり、基礎的な内容は少なめです。

と言っても、できる所から始めてみる、という使い方も可能です。

また、トピック別に整理しているので、困った時に知りたいことだけ調べることもできます。

本書のノウハウを実践すると、工場の規模にもよりますが、
収益性が普通に数十%は高まるポテンシャルを持っています。

  • 収量アップ
  • コスト削減

とにかく、この2点を徹底的に追求しています。

コトノハフレッシュファーム
工場長 松山さん

見るべき場所が項目別に分かれているので、
困ったときに見ると便利です。

「自分の考えは正しいかな…?」という確認になるし、
読むと「あ、これ忘れてたな」と、思い出すこともできます。

まだ読破してないですが、
この本が現場の成果に繋がることは実感できました。

本書を読んだからといって、必ず成果が出るとは言いません。

しかし本書は、植物工場を運営するうえでの生産や栽培の「本質」をまとめています。

植物工場だけでなく、他の施設栽培、業態に関わらず参考になるはずです。

本書のノウハウは、私が長年試行錯誤して作り上げた理論・スキルを大量に含んでいます。

これらの多くは、他の本やネットからは手に入りません。

実際にいくつもの現場での運用実績があるノウハウなので、規模や設備仕様を問わず、多くの植物工場にとって有益な情報になるはずです。

構成

  • PDF:370ページ
  • 文字数:約30万字
  • トピック数:172個(19章に分類)

全19章の構成。
それぞれの分野ごとに、現場の収益に直結するノウハウを具体的に解説しています。

その分、基礎的な内容は少な目です。

1 章 栽培環境の管理
2 章 温度
3 章 湿度
4 章 光
5 章 養液循環と水
6 章 肥料の扱い
7 章 CO2と風
8 章 栽培データ分析
9 章 生育障害
10章 生産計画

11章 生産データ分析
12章 従業員の管理と教育
13章 衛生管理
14章 発芽・育苗の工程と播種のポイント
15章 生育の工程と移植・定植のポイント
16章 収穫やトリミングのポイント
17章 収穫後の作業全般
18章 その他の作業
19章 その他の管理業務

PDFのサンプル

せっかく本書を手に取ってくださった植物工場には
収益増というわかりやすい成果を残してもらいたいです。

現場での成果をサポートしたいという想いから、さらに購入者限定で2つの特典を用意しました。
特典の内容を解説します。

一つ目の特典は、本編更新時の無償アップデートです。

今後もできる限り、読者の皆様の声を反映しながら、
私自身の新たな知見が増えた際には、本編の内容を追加していきます。

もちろん、その際は無償でアップデートしていただけます。

本書を一度を購入すれば、常に最新版を読むことが可能です。

二つ目の特典は、無料の個別相談です。

本書の読者の皆さまには、できる限り現場での成果に繋げて欲しいです。
そのため、本書の内容を最大限に活用できるよう、購入者限定特典として、私が直接相談に乗る個別相談も用意しています。

私が直接オンラインでのご相談の中で、現場の状況をヒアリングし、課題の解決や現場力向上のサポートをいたします。

可能な限り個別の状況に合わせて、有益なアドバイスができるようにベストを尽くしますので、気軽にお問い合わせください。

個別相談の詳細はこちら

価格とダウンロードについて

価格の設定は悩みました。なぜなら、同じようなサービスやコンテンツが他に無いからです。

本書の執筆には、かなりの時間と労力をかけています。

もともと暗黙知のノウハウを体系化する作業は難しく、毎日10時間以上、約3ヶ月の期間を費やしました。

そもそも、このノウハウを生み出すまでに10年以上の月日を要しています。

そう考えると、決して安い金額でお渡しできないことを、ご理解いただけると思います。

価格は、中小規模の施設であっても数ヶ月程で購入費用を回収できるように、98,000円(税別)としました。

しっかりと内容を実践すれば、購入費用以上に収益が増加すると見込んでいます。

現場が強くなり、収益力が着実に上がるからです。

現場スタッフの負担も減り、仕事が早く終わり、製品品質も高まるはずです。

収益が20,000円/月増加した場合のイメージ図

ちなみに本書は、第三者への共有は認めていませんが、同一現場内での共有は認めています。

そのため、ぜひ会社として購入し、現場スタッフの皆さんでノウハウを実践して欲しいです。

もし本書を読んでわからない部分があれば、ぜひ私に直接相談してくださいね。

植物工場の収益性を高める172のヒント
現場で10年以上磨き上げたノウハウ

今村翔平(著)|形式:PDF
発売日:2024年5月15日
最新更新日:2024年10月13日

98,000円(税別)
※予告なく値上げする可能性があります。

購入ページへ

ダウンロードや領収書の発行手順について
※クーポンをお持ちの場合は、購入ページで入力してください。

詳細な目次はここをクリック

はじめに
目次
1 章 栽培環境の管理
🔴 1|収量・品質が劇的に変わる! 植物工場で結果を出す「基本の栽培管理」
🔴 2|もう栽培に迷わない! 植物工場で成果を出す「光合成思考」のススメ
🔴 3|植物工場で「高収益」を実現する、光合成の法則: 過剰は悪である
🔴 4|植物工場の収量アップに直結!CO2と水の管理を見直そう
🔴 5|「十分与える」ではなく「不足させない」思考転換が、植物工場の成功を導く
🔴 6|植物工場のコスト削減に悩んだら・・・まずはコレから始めてみて!
🔴 7|利益を最大化する!植物工場における収量と品質のバランス
🔴 8|【まとめ】栽培環境が作物に与える影響
🔴 9|【まとめ】作物の生育を最適化するシステム設定
🔷コラム|植物工場業界に入って感じたこと
2 章 温度
🔴 10|収量アップの鍵は「最適温度」にあり!植物工場の温度管理術
🔴 11|収益を守る!チップバーンを防ぐ温度管理のポイント
🔴 12|「気温」だけの管理はNG!収量を最大化する、新しい温度管理の考え方
🔴 13|「0.5℃」の差が収量を変える! 完璧な温度管理を実現する、シンプルな秘訣
🔴 14|「過去のデータ」を活用! 季節変化に対応する、小さな工夫で大きな成果
🔴 15|植物工場でも油断禁物! 「抽苔」を防ぎ、収量と品質をコントロールする思考法
🔴 16|温度計の数値よりも大切なこと。植物工場で高収量を実現する「観察力」
🔴 17|実は奥深いが見落とされがちな「養液温度」のこと
🔴 18|「結露ごとき」と侮るな!収量減を招く、植物工場の盲点
🔴 19|DIFで解決!がっしり苗を育てる温度管理術
🔴 20|DROPで実現する、収量アップのための新戦略
🔷コラム|システム操作を忘れて帰宅、栽培室がとんでもない気温に…
3 章 湿度
🔴 21|植物工場の湿度管理、大切なのは「何もしない」こと!?
🔴 22|高湿度の害.1:チップバーンの原因になる
🔴 23|高湿度の害.2:結露が起きる
🔴 24|局所的なチップバーンが出たら、まず疑うべき原因とは…
🔴 25|植物工場の湿度管理、収量と品質を守るために正しい設備投資を
🔴 26|安易に手を出してはいけない「高湿度栽培」の落とし穴
🔷コラム|常に湿度100%の環境で起きたこと
4 章 光
🔴 27|光合成を理解せずに植物工場は語れない!収量を向上させる、光の真実
🔴 28|光環境の見直しで収量アップ!植物工場における「光阻害」対策
🔴 29|植物工場で必ず知っておくべき「エネルギー過剰」のリスク
🔴 30|チップバーン、生育不良… その解決策、光量の調整で本当に合っていますか?
🔴 31|たった一手間で劇的変化!植物工場の光環境改善で収量アップの秘訣
🔴 32|小さな反射板が大きな成果を生む!収量アップを実現する簡単テクニック
🔴 33|照明の光が弱くなったら時間調整をするという発想
🔴 34|安易な栽培スケジュール変更に要注意!大きな差を生む概日リズムへの配慮
🔴 35|生育障害が出ない限りは、照射時間を延ばすチャレンジを
🔴 36|光が弱い植物工場でも成果を出す!低予算運営の秘訣
🔴 37|植物工場の生育不良、原因は光?連続照明の落とし穴と対策
🔴 38|植物工場のサニーレタスが赤くならない理由
🔴 39|収穫タイミングを調整して、収量と品質を簡単に改善する方法
🔷コラム|蛍光灯の交換で大失敗した話
5 章 養液循環と水
🔴 40|ECではおおよその肥料濃度しかわからないが、養液管理はそれで十分な理由
🔴 41|私達はEC値によって、「何」をコントロールしているのか?
🔴 42|再現性を高めるEC管理術!植物工場で安定した収量を実現する
🔴 43|常識を覆す発想だが、EC管理の理想形かもしれない方法
🔴 44|見えないリスクに備える!植物工場のpH管理で収益を守る
🔴 45|植物工場の「なんとなく生育が悪い」を解決!pH調整剤だけに頼らない管理
🔴 46|pH調整剤はもう卒業!養液管理の真髄を理解すべし
🔴 47|アンモニア態?硝酸態?窒素肥料の選び方でpH調整剤いらずの養液栽培
🔴 48|水耕栽培システム選びで失敗しないための4つのポイント
🔴 49|根が褐変する要因となる、クロラミンの発生
🔴 50|藻類を敵視するのは損!植物工場で「共存」を実現し、収益を最大化
🔴 51|藻類に悩まない植物工場を作る!実践的な遮光と水分管理のポイント
🔴 52|「水の流れ」を意識するだけで、生育が劇的に変わる!
🔴 53|栽培ベッドやタンク内に貯まるゴミを軽視していませんか?
🔴 54|困った時に養液更新を選択できる安心感
🔴 55|全量の養液更新を無事に完了させるプロセス
🔴 56|「殺菌」という幻想を捨てよう!収益を最大化する、衛生管理の考え方
🔴 57|「良い根とは、大きくて量が多いこと」は、植物工場では当てはまらない
🔷コラム|涙と鼻水を垂れ流し、泣きながら掃除をした話
6 章 肥料の扱い
🔴 58|配合肥料は「楽」だけど…単肥こそ、植物工場の肥料管理の真髄!
🔴 59|「完璧な養液処方」は幻想!もっと重要なことは、〇〇だった!
🔴 60|微量要素の効率的な管理術!配合肥料で時間とコストを削減
🔴 61|生育不良、その原因は「微量元素不足」にあり! 見落としがちな落とし穴と対策
🔴 62|安価な測定器でOK!「養液分析」で変化に対応し、収益を最大化
🔴 63|植物工場の成功法則!「変化」を捉え、養液処方を進化させる思考法
🔴 64|「比率」という視点が肥料管理を変える!シンプルかつ効果的なデータ活用術
🔴 65|現場の施肥設計は「柔軟性」が命!数値に縛られずに理想の生育を実現
🔴 66|肥料計量ミスは絶対にNG!必ず気づける仕組みにしておく
🔴 67|肥料撹拌、面倒で時間かかっていませんか?誰でもできる、簡単な2つの解決策
🔴 68|成功する水耕栽培の秘訣:沈殿を防ぎ、肥料を最大限に活かす思考法
🔴 69|pHだけ見てれば大丈夫? 根圏の真実を知って養液管理をレベルアップ
🔴 70|水耕栽培の生育不良、原因は”見えない鉄不足”かも?沈殿リスクと対策を解説
🔷コラム|施設や組織の立ち上げで、「これは大事だな」と思うこと
7 章 CO2と風
🔴 71|CO2は植物にとっての食料だと理解する
🔴 72|ほんの「そよ風」が大きな変化を生む!植物工場の効率を最大化する
🔴 73|CO2管理の基本スタンスは、「絶対に切らさないこと」
🔴 74|費用対効果で考える!植物工場の風の管理、真の効率化とは?
🔴 75|栽培ベッド内に風を送ってもチップバーンが無くならない理由
🔴 76|CO2施用の効果を最大化するワンポイントアドバイス
🔷コラム|私が新人へ「1000ppmのCO2は、家の中と同じくらい」と、いちいち説明する理由
8 章 栽培データ分析
🔴 77|データ分析で植物工場の隠れたポテンシャルを引き出そう
🔴 78|収量アップの鍵はデータにあり! 成功する植物工場の思考法
🔴 79|小さな工夫で収量データを取得する、シンプル&スマート戦略
🔴 80|需要変動、トラブル…もう悩まない!生産管理を劇的に改善する「パネル管理」
🔴 81|ゴミを測るだけで収益UP!?「トリミングゴミ比率」で簡単改善
🔴 82|収量UPの壁を突破!植物工場で「ばらつき」を制御し、収益を最大化する方法
🔴 83|不良苗の数を記録するだけ!安定生産を実現するシンプルな方法
🔴 84|トラブルを未然に防ぐ!データの「見える化」で早期発見&迅速対応
🔴 85|見えない養液を「見える化」!収益を最大化するデータ活用戦略
🔴 86|環境制御、もう迷わない!設定値の履歴が導く最適な栽培環境
🔷コラム|現場のシステム化はどこまですべきか
9 章 生育障害
🔴 87|植物工場の成功法則:高速栽培と生育障害のせめぎ合いを制する「攻めと守り」の思考
🔴 88|植物工場の成功哲学:チップバーンのメカニズムを理解し、高速栽培を極める
🔴 89|収穫期のチップバーンを劇的に減らす「ちょっとした工夫」
🔴 90|養液のカルシウム濃度を高めてもチップバーンが解決しない理由
🔴 91|植物工場の収益を劇的に変える!「攻めては守る」戦略の具体的な実践方法
🔴 92|見逃しがちな「葉焼けのサイン」を早期発見し、対策で収益を向上
🔴 93|収量アップを実現!「徒長」という静かなる脅威を克服せよ!
🔴 94|小さな工夫で大きな変化!植物工場で徒長を防ぐ5つの秘訣
🔴 95|根のSOSを見逃すな!植物工場における根のダメージ対策と解決策
🔴 96|水耕栽培でも連作障害はあり得るけど、心配いらない理由とは?
🔷コラム|チップバーンの本当の恐怖
10章 生産計画
🔴 97|「売れる野菜」を作る思考法:需要予測に基づいた生産計画で収益を最大化
🔴 98|売れない野菜の山はなぜできる?危機を回避する生産計画とは?
🔴 99|植物工場に合わない品種を決して選んではいけない
🔴100|目標の収穫重量が決まらないと、生産性の高い栽培工程も決まらない
🔴101|生産性が最大となる栽培工程の決め方
🔴102|植物工場の収穫戦略:全体最適で考える「バッチ式」と「プッシュ式」
🔴103|植物工場の収益最大化!「空間×時間」を制する栽培工程設計の思考法
🔴104|毎日稼働だけが正解じゃない!収益を上げる「稼働日数」の考え方
🔴105|ベッドの割り当てを見直せば、植物工場の生産性は劇的に向上する
🔴106|スケジュール管理で変わる! 植物工場の効率と収益を上げる小さな工夫
🔴107|「なんとなく」の人員配置はもう終わり! 戦略的な労働力管理
🔴108|人員不足を解消!作業量可視化と標準作業時間による最適配置戦略
🔴109|「分かりやすさ」で変わる!生産性をアップさせるシンプルな方法
🔷コラム|フル生産をしている現場が限界を超えるとき
11章 生産データ分析
🔴110|収益が上がらない…その悩み、生産性の視点から見直しましょう
🔴111|収益が伸び悩む…その原因、「売上高」と「生産金額」の分析で見えてくる!
🔴112|収益構造を「見える化」するツール! 「生産金額」と「製造原価」の時系列分析
🔴113|儲かる品種、儲からない品種を見極める! 多品種栽培の収益最大化戦略
🔴114|植物工場の経営が劇的に変わる分析手法
🔴115|この3つの指標をチェック! 驚くほどシンプルな生産性分析
🔷コラム|「改善改善って言うけど、私たちが遅いってこと?」
12章 従業員の管理と教育
🔴116|生産性向上は「人」から:植物工場における人員配置最適化の哲学
🔴117|隠れたムダを見つける!デイリータスク表で実現する人材マネジメント
🔴118|「人の作業」が多い植物工場ほど、教育の価値は高くなる
🔴119|整理・整頓など…職場での取り組みは、なぜ失敗するのか…?
🔴120|成功する植物工場の秘密。「改善優先」マインドセットで収益を最大化
🔴121|小さな意識改革で、組織は劇的に変わる!現状打破のシンプルな方法
🔷コラム|作っても読んでもらえない作業標準書
13章 衛生管理
🔴122|植物工場の衛生管理は、エリア区分をベースとしている
🔴123|ただ厳しいだけで非合理的な衛生ルールは失敗の元
🔴124|一人ひとりの心がけで、安全な工場を作る!植物工場衛生管理の秘訣
🔴125|最高品質を守る!植物工場 栽培エリア、入室の心得
🔴126|手洗い、これで完璧!衛生管理のよくある間違いと正しい方法
🔴127|「口伝え」はもうやめよう!植物工場の衛生管理、新人教育の新常識
🔴128|細菌汚染の原因、実は湿度…?衛生管理における盲点と対策
🔴129|衛生管理、行き詰まりを感じたら… 作業効率UPとリスク低減を両立するマル秘テクニック
🔴130|完全遮断は幻想! 実は植物工場にも普通にいる虫への対策
🔴131| 害虫繁殖STOP! 植物工場を守るためのモニタリング戦略
🔷コラム|虫の大群が襲来し、工場内まで押し寄せた話
14章 発芽・育苗の工程と播種のポイント
🔴132|種子のチカラを最大限に引き出す! 驚くほど簡単な保管テクニック
🔴133|発芽不良を解消! 水耕栽培の培地選びと含水の秘訣
🔴134|播種作業 
🔴135|発芽
🔴136|苗の生育不良に悩まない!収量予測精度を高める育苗管理の3つのポイント
🔴137|育苗
🔷コラム|苗運びの最中に起きた忘れられないハプニング
15章 生育工程と移植・定植のポイント
🔴138|捨てる勇気を持つ!苗選別で生産性を飛躍的に向上させる
🔴139|移植
🔴140|定植
🔴141|「苗選別」を見直せば収益アップ!潜在能力を引き出す、定植の新しい視点
🔴142|植物工場の要!「栽培ベッド」の課題を克服!効果的な管理方法とは?
🔴143|「売れない高付加価値」の罠! 消費者のニーズを正しく理解すべし
🔴144|野菜の栄養価や有用成分が増えるメカニズム
🔴145|コスト高を覚悟しつつも「高付加価値」を追求する具体策
🔷コラム|後片付けをし忘れた栽培ベッドの悲劇
16章 収穫やトリミングのポイント
🔴146|植物工場の「人件費」は収穫後が勝負!たった数秒のこだわりが利益を生む
🔴147|「他の人もいるから大丈夫」という、チームを崩壊させる思考
🔴148|「もっと速くできる」を当たり前に。生産性向上を実現するマインドセットシフト
🔴149|収穫
🔴150|植物工場で収穫効率を最大化する「環境づくり」の真髄
🔴151|収穫後の野菜を濡らしてはいけない
🔴152|小さな基準設定が大きな差を生む!品質と収益を向上させるトリミングのコツ
🔴153|正確なトリミングが生産性を高める
🔴154|「コミュニケーション=善」は本当? 生産性を下げる「私語」の罠と、成果を生む会話術
🔴155|鮮度管理は収穫から始まる!差がつく鮮度管理のテクニック
🔷コラム|工場内でのシャトルランで倒れそうになった話
17章 収穫後の作業全般
🔴156|野菜がしおれるのはなぜ?そのメカニズムと鮮度を保つ冷蔵テクニック
🔴157|リーフレタスを包装して販売する理由
🔴158|交差汚染を防ぐ!エリア分類と移動制限で安全・安心な野菜生産を実現
🔴159|包装前の計量
🔴160|包装
🔴161|検品と最終計量
🔴162|箱詰め
🔴163|製品の在庫管理
🔷コラム|工場の立ち上げで経験した悪夢の2徹
18章 清掃・洗浄の作業
🔴164|その清掃、本当に必要? ポイントは、「ピカピカ」より「隅々まで」
🔴165|「なんとなく清掃」にさよなら!「清掃計画表」で実現する、効率的な衛生管理
🔴166|殺菌よりも、優先すべきは「乾燥」
🔴167|栽培パネルの汚れは、どこまで除去するのが合理的か
🔷コラム|記録は紙ベース?、それともデータベース?
19章 その他の管理業務
🔴168|たった1つの工夫で劇的に変わる!植物工場の「点検」効率化術
🔴169|植物工場の収益を守る、必要な時に、必要なものが、必要なだけを実現する在庫管理術
🔴170|「まさか、うちでは…」は危険信号! 危機管理は「想定外」を受け入れることから
🔴171|ヒューマンエラーとの闘いに終止符を:組織を強くする、失敗から学ぶ文化
🔴172|最強のミス予防方法はダブルチェック(一人でもできる)
おわりに

追伸

どこの植物工場でも、収益性を高めることは難しいです。

時には苦労もありますよね…。

うん、よくわかります。なぜなら皆さんの苦労は、私自身が経験した苦労でもあるからです。

私も10年以上、様々な難題と戦ってきました。失敗した経験も一度や二度ではありません。

だからこそ本書には、私の強い想いを込めています。

1つでも多くの現場が、収益性を改善できるようサポートしたい。

それが、私がこのコンテンツを制作した理由であり、原動力です。

なぜなら、多数の植物工場がコスト高や販売不振に苦しみ、事業継続が難しくなっている現状が心底嫌なのです。