植物工場のコラム:植物工場業界に入って感じたこと

こんにちは、今村です

このページは、当サイトのコンテンツ「植物工場の収益性を高める172のヒント」で掲載したコラムを公開しています。

内容は、ノウハウなどでは全くないのですが、私の考えや失敗談などを気ままに書いてます。

「へー、他の工場ってそうなんだぁ」といった感じで読んでください。

目次

植物工場業界に入って感じたこと

私は大学卒業後、新卒で証券会社に入社し、約3年半にわたって営業職として働いていました。証券会社を選んだ理由は「営業力をつけたい」というシンプルなもの。しかし、入社時から漠然と「3年くらいで辞めよう」と考えており、次の働き口を探していました。

そんな中、私が出会ったのは「最先端の農業として期待される植物工場」でした。証券会社にいると、こういった投資意欲を煽るようなキャッチコピーを山のように目にします。そうしてキャッチコピーに乗せられた私は、「この業界で働いてみよう」と決意したのです。

幸運にも、ある植物工場の会社から内定をいただき、晴れて植物工場業界の一員となりました。入社面接の際、初めて目にした植物工場の内部は圧巻の光景でした。上下左右、見渡す限りのレタスが人工光の下で育てられている様子は、まるでSFの世界のようでした。この時の感動は、今でも鮮明に覚えています。

しかし、仕事を覚えていく中で、私は徐々に気づいていったのです。植物工場の運営において、最も重要なのは「最先端システム」ではなく、「人」であるということを。

確かに、植物工場では多くのプロセスが自動化・システム化されており、人の手を借りずに作物を育てることができます。しかしそのシステムを運用し、不具合に対処しているのは、すべて「人」なのです。

誤解のないように補足しておくと、「最先端システム」に幻滅したという意味ではありません。あくまでも植物工場の成否は、「最先端システム」の性能よりも、それを運用する「人」の能力に大きく左右されているということです。「最先端システム」がなくても成立する植物工場はたくさんありますが、「人」の力が足りない植物工場の成功は難しいでしょう。

とはいえ、システムを運用するのが「人」であるからこそ、多少の能力不足は、根性と工夫でカバーできる部分も面白いと感じます。機械にはない、人間ならではの柔軟性や創造性が、植物工場の運営には欠かせないのだと実感しました。(と同時に、時には頑張っても解決できない苦しみも味わいました)

現在、私がこの業界に入ってから十数年が経ちました。この間、業界全体で自動化やシステムの効率化は着実に進んできました。それでも私は、今でも「人」が植物工場の成否を左右しているという感覚を強く持っています。最先端の技術を駆使する植物工場ですが、その中核にあるのは、あくまでも「人」なのです。

植物工場は、まだまだ発展途上の産業であり、私たちには解決すべき課題が数多く残されています。しかし、「人」の力を結集することで、これらの課題は克服できるものと考えています。そのために、本書をはじめ私はこれからも、この業界の発展に微力ながら貢献できれば幸いに思います。

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