植物工場を成功へと導くには…現場スタッフの技術とノウハウが不可欠です。
スタッフを育てるベストな方法は、既にあるものから学ぶこと。
そこで研修生の皆さんには、植物工場の現場を生で見ながら、そこで使われるノウハウの一つ一つを吸収していただきます。
ベテラン講師が、じっくり時間をかけて解説するので理解できます。
大規模植物工場で今も運営されている効率的なノウハウ。その秘密を全て公開します!
研修場所


研修場所は、岐阜県土岐市にある「コトノハフレッシュファーム」。
2019年に稼働を開始した人工光型植物工場です。約10,000株の葉物野菜を毎日生産しています。
近年の植物工場は技術が進化し、葉物野菜だけでなくイチゴなどの多様な作物栽培も増えてきています。しかし、既存の葉物野菜工場は今でも多く稼働しており、それらの工場にも効率化の余地がまだまだあると考えています。
コトノハフレッシュファームは自動化の進んだ工場ではないですが、その代わりにオペレーションが磨き上げられていて安定感があります。
現場のミスや品質不良による欠品はほとんど無く、取引先からの人気も高い植物工場です。
他工場の方が見て学べるところは多いはずです。
目的に合わせた2つのコース
身につけたいスキルや熟練度に応じて、2つのコースを用意しています。
コース1:収益に繋がるノウハウの一つ一つを丁寧に解説
- 対象:現場の生産性アップに取り組みたい管理者の方。
- 期間:2日間。
- 目的:現場を見ながら、生産性アップに役立つ数々のノウハウを学ぶ。
- 料金:75,000円/人 ※税別
- カリキュラム:

植物工場の様々な管理業務(生産、栽培など)を生で見て、その一つ一つについて解説があるので理解できます。2日間の集中日程で、隅々まで隠さず公開します。
ご自身の現場でも活かせる、「収益性を高めるノウハウ」を一つでも多く吸収してください。
コース2:植物工場管理者の基本スキルを身につける
- 対象:植物工場管理のスキルを基礎から学びたい方。
- 期間:20日間〜 (応相談)。
- 目的:植物工場のスタッフとして必要なことをマスターする。
- 料金:235,000円/人(20日間) ※税別
- カリキュラム:研修生のレベルと期間に合わせて柔軟に構築します。
今も現役バリバリで毎日稼働している大規模植物工場。その現場を体験してもらいながら、必要な知識と技術について丁寧に指導します。
最低限知っておくべき理論を学び、一通りの経験をすることで、完全初心者からでも植物工場スタッフとして即戦力となるためのスキルが身につきます。
担当講師

松山昌弘(コトノハフレッシュファーム工場長)
当工場は2019年開設以来間もなく7年目を迎えようとしています。
弊社(西濃運輸株式会社)は物流会社である中、我々の土地や建物などのアセットを有効活用した唯一の植物工場を営んでおり現在では工場運営の安定化が図れるようになりました。
これまでプロジェクトの立ち上げから数々の苦難を乗り越え事業を成長させてきた経験値を少しでも多くの方々に知っていただき、これからの未来農業のお役に立てればと考えております。
産地としての悩みや問題は共通点が多く、本音でお話ができると事業の成長への近道になるかと思います。お気軽にご参加出来る研修の場としてご利用頂けましたら幸いです。

今村翔平(詳しいプロフィール)
現場で毎日働いていると、「他の工場はどうやってるんだろう…」と疑問に思いませんか?私がまだ植物工場で働き始めの頃、「他の現場を見てみたいなぁ」という願望を持っていたことを覚えています。
同じように感じている方には、この研修で得られるものは多いはずです。
申し込み・お問い合わせはこちら
以下のボタンより、研修参加希望とお伝え下さい。
研修前のヒアリングや日程調整のため、こちらから折り返しご連絡いたします。
研修に関する問い合わせも、以下のお問い合わせからお願いします。
よくある質問
- 研修場所までの交通手段は?
-
車が便利です。
鉄道でお越しなら、最寄り駅はJR多治見駅です。JR多治見駅から研修場所までは送迎します。
- 研修期間中の宿泊施設はありますか?
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ご自身で用意していただきます。
- 研修スケジュールの調整は可能ですか?
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研修開始前に個別にスケジュール調整をいたします。カリキュラムに支障が出ない範囲で時間帯の調整も可能です。
- 研修内容のカスタマイズは可能ですか?
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できるだけ希望に添えるようにしますので、ご相談ください。
研修のウリと、重視していること
最後に、私達がこの研修を実施するうえで重視していることをお話します。
実用性の高い情報
本研修では、「現場の収益性アップに繋がるポイント」をズバッと捉えて、それを明確に解説します。ノウハウの核心を掴み理解することで、ご自身の現場でも活かすことができます。
とにかく、学んだノウハウを活用することで、研修を受けた方に「収益性アップ」を達成してもらうことが目標です。
守備範囲の広さ
「現場の収益性アップ」をメインテーマに添えつつも、栽培・現場管理・実作業・人員管理など…。植物工場を運営する以上は知っておくべきノウハウを解説します。これらを実際に生の現場から見て学ぶことができるのです。
「自分の現場でも活用できそう…」と思ってもらうための工夫
栽培の技術書なんかを読んでいると、「読みづらさ」を感じたり、これを実際にどう活用したらいいんだろう、と感じることがあります。理論がそのままでは現場で役に立たないこともあると思います。
本研修では、理論よりも現場感を重視しています。現場で試行錯誤するなかで生み出してきたノウハウを多く提供できるようにしたいからです。
講師の本音も入れる
・ECについての会話
Q.「適正なECはいくつですか?」
A.「だいたい1.5mS/cm前後で作物の状態を見て判断しましょう」
いかがでしょう? ちょっと曖昧でグダグダ感のある回答ですよね。
が、植物工場において具体的に「これがベスト」という数字を出せないことは多いです。栽培環境、オペレーション、管理方法、など色々…。
でも確かに明確に言えないのですから、それならば「違いはそんなに無い」ことをハッキリ伝えることが大事だと思います。
「私はこう捉えている、少なくともこう考えていれば困らない」と伝えることが、この研修の価値の一つになるはずです。