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植物プラントの湿度管理を完全攻略


こんにちは、今村です
湿度管理って、けっこう見落とされがち。
私はいくつも植物工場を訪れてきましたが、
意外とその傾向を感じます。
温度や光の管理には熱心なのに、湿度はセンサーの数値を眺めるだけ…という方、実はかなり多いんです。
でも、湿度管理こそが植物工場の「隠れた主役」なんですよ。
ミスった時のダメージがデカいと思います。
この記事では、植物工場における湿度管理の重要性から具体的な対策まで、現場ですぐに使える知識とテクニックをご紹介します。
湿度管理を極めれば、結果として収益アップにつながります。
一緒に植物工場の湿度管理を完全攻略していきましょう!


湿度管理 – 見落とされがちな収益の鍵


植物工場では、温度や光など多くの環境要因に目が向けられがち。
ですが、収益性を大きく左右するのが「湿度」。
意外と見落とされがちです。
適切な湿度管理は、植物工場全体の収益構造を変えるのに重要です。
なぜ湿度にフォーカスすべきなのか
植物工場における環境制御要素の中で、湿度は独特の位置づけです。
- 複合的な影響力 – 温度、病害、生育速度など他の要因に幅広く影響する
- 見えにくい問題 – 異常が発生しても気づきにくく、問題が深刻化しやすい
- コスト効率 – 適切な湿度管理は比較的少ない投資で大きな効果を生み出せる
しかし残念ながら、多くの植物工場では湿度管理が後回しにされがち。
気づいたときには問題が発生しているというケースも少なくありません。
もうちょっと具体的に見ていきましょー。
生産量の20%増加:適正湿度と生育速度の関係
植物は適切な湿度環境下では、蒸散作用をスムーズに行うことができます。
これにより:
- 葉の気孔が適切に開閉し、光合成効率が高まる
- 養分の吸収と転流が促進され、生育速度が向上する
- 植物体内の水分バランスが維持され、細胞伸長がスムーズに進む
湿度を最適化した植物工場では、20%ほど生産量が増加することも。
例えば、年間1000万円の売上がある施設なら、適切な湿度管理だけで200万円の売上増加が期待できるかもしれません。
品質クレーム半減:湿度と見た目・味の関連性
湿度は植物の品質に直接影響します:
- 葉物野菜のチップバーン(葉先の枯れ)
- 高湿度環境ではカルシウム欠乏によるチップバーンが発生しやすくなり、見た目や商品価値を損ないます
- みずみずしさと食感
- 適切な湿度環境で育った野菜は細胞の水分バランスが良く、みずみずしさが増します
- 病害による品質低下
- 湿度管理の不備は病害発生のリスクを高め、商品価値を下げます
湿度管理を徹底すると、作物の品質が全体的に向上します。
これは返品や値引きの減少につながり、実質的な利益増加をもたらします。
設備寿命の延長:結露がもたらす隠れたコスト
湿度管理は植物だけでなく、設備にも大きな影響を与えます:
- 結露による電気設備の故障
- 過剰な湿度は配電盤や制御機器に結露を引き起こし、短絡や故障の原因となります
- 構造体の腐食
- 継続的な結露は金属部分の腐食を加速させ、施設の寿命を縮めます
- 断熱材の性能低下
- 湿気を含んだ断熱材は断熱性能が低下し、エネルギー効率を悪化させます
理想の湿度は植物に聴け!


植物は語りかけてきます。もちろん言葉ではありませんが…。
姿や成長パターンを通じて、環境が適切かどうかを教えてくれます。
特に湿度については、植物はとても敏感に反応します。
植物工場の利益を最大化するには、この「植物の声」を聴きましょう。
感覚的な話ではなくて、よく観察しよう!ってことですよー。
蒸散のメカニズム:植物の隠れた生命活動
植物にとって、蒸散は単なる水分の放出ではなく、生存に欠かせない重要な生理活動です。
その仕組は驚くべきもの。
植物には冷房装置がありません。でも、暑くなると体温を下げる方法を持っています。
それが蒸散です。
- 葉の表面から水分が蒸発するとき、熱が奪われます(気化熱)
- この仕組みで、葉の温度は周囲の気温より5℃ほど低く保たれることも
- 高温環境では、この蒸散冷却が光合成を継続するために不可欠
しかし、湿度が高すぎると水分の蒸発が抑制され、植物は過熱状態になりがち。
これが高温×高湿環境が危険な理由です。
養分を運ぶ”水の道”をスムーズにする蒸散の役割
蒸散は植物の「内部循環システム」の原動力でもあります。
- 根から吸収した水が葉から蒸散することで「根から葉への流れ」が生まれる
- この流れに乗って、カルシウムなどの必須栄養素が植物体内を移動
- 湿度が適切だと、この栄養の流れもスムーズになり、生育が促進される
湿度が90%を超えると、この「水の道」の流れが鈍くなり、栄養不足の症状が現れます。
光合成の効率を左右する蒸散と気孔の関係
光合成には二酸化炭素が必要。
植物は葉の裏側にある「気孔」という小さな穴を開けて二酸化炭素を取り込みます。
- 気孔が開くと、同時に水分も逃げていく(トレードオフの関係)
- 湿度が低すぎると、植物は水分損失を防ぐために気孔を閉じがち
- 気孔が閉じると、二酸化炭素が取り込めず、光合成効率が低下
多くの植物では、相対湿度60-75%が気孔活動と水分保持のバランスに最適です。この範囲を「理想の湿度帯」として覚えておきましょう。
ちなみに循環式の水耕設備を使っている植物工場では、湿度の低下をさほど怖がる必要はないです。
基本的には湿度は上がり続けていくはずなので。
ガンガン除湿しましょう。
ここで言う気孔が閉じるほどの「湿度低すぎ」ってのは、40%台とか、そういうレベルです。
湿度ストレスの警告サイン
植物は言葉で訴えることはできませんが、体に現れる症状から湿度ストレスを読み取ることができます。
高湿度のSOS信号:チップバーン、病気、害虫の発生
高湿度環境では、以下のような警告サインに注意しましょう:
- チップバーン(葉先の枯れ)
- 高湿度によって蒸散が抑制され、カルシウムが十分に葉先まで運ばれない
- 特に成長の速い若い葉に発生しやすい
- 病気の発生
- 葉の表面が長時間濡れた状態だと、灰色カビ病や菌核病などの病原菌の温床に
- 発生初期は葉の裏側に小さな病斑や白い菌糸が見られる
高湿度の最も顕著なサインは「水滴の形成」です。
朝、葉の先端や縁に水滴が見られる場合、夜間の湿度管理を見直す必要があります。
低湿度の危険信号:葉の萎れ、生育不良、栄養障害
反対に、湿度が低すぎる場合は、こんな症状が出てきます:
- 葉の萎れや巻き
- 蒸散による水分損失が激しく、根からの吸水が追いつかない状態
- 特に日中の明るい時間帯に顕著で、夕方になると回復することも
- 葉の先端や縁の褐変
- 低湿度による過剰な蒸散で、葉の縁や先端が枯れる症状
- 生育の停滞
- 気孔が閉じることによる光合成の低下で、全体的な生育が遅れる
- 節間が詰まり、新葉の展開が遅くなる
植物工場特有の湿度トラブル


植物工場は閉鎖的な環境のため、一般的な栽培と比べて特有の湿度問題が発生します。
安定した収益を維持するには、これらの問題を理解して対策を打たなきゃいけません。
植物自身が作る湿度の罠:蒸散と密閉空間の悪循環
植物工場の最大の特徴は「閉鎖環境」。これが思わぬ湿度トラブルの原因になります。
- 蒸散による自己湿度上昇
- 成長した植物は大量の水分を蒸散します(レタス1株で1日100ml以上も!)
- この水分は密閉空間にとどまり、湿度を急上昇させます
- 湿度上昇→蒸散抑制→生育停滞という悪循環が生まれます
では、「閉鎖環境である」という前提を踏まえつつ、
問題になるポイントを抑えていきましょう。
湿度ムラを生み出す3つの要因
植物工場内では一見均一に見える環境でも、実は場所によって湿度が大きく異なります。
- 垂直方向の湿度差
- 暖かい空気は上昇し、冷たい空気は下降する性質があります
- 天井付近は高温低湿、床面付近は低温高湿になりがち
- 栽培棚の高さによって湿度環境が異なると、生育にムラが出ます
- 送風による局所的な乾燥
- エアコンや送風機の風が直接当たる場所は極端に乾燥しやすい
- その結果、同じ栽培棚でも「乾きすぎ」と「湿りすぎ」が混在
- 壁面や設備機器周辺の湿度上昇
- 壁や機器表面で空気が冷やされ、周辺湿度が上昇
- 特に夏場に強力な冷房を使うと、冷たい空調吹出口周辺で結露が発生
センサーを1か所だけ設置している工場では、こうした湿度ムラに気づかないことが多いです。
結果として原因不明の品質ムラや病害発生に悩まされがち。
空気の流れを妨げる高密度栽培のデメリット
効率を求めるあまり、植物を高密度で栽培しすぎると湿度管理が難しくなります。
- 植物間の風通しが悪くなる
- 密植状態では葉と葉が重なり、空気の流れが妨げられます
- その結果、植物体周辺だけ湿度が極端に高くなる「ミクロ湿度環境」が形成
- こうした環境は病原菌の絶好の繁殖場所に
- 湿度センサーと実際の植物環境のギャップ
- センサーは通常、通路や空間に設置されるため、密植部分の実際の湿度は測定値よりもかなり高い
- 湿度計が70%を示していても、植物の葉面では90%を超えている可能性も
「栽培面積を最大化したい」という気持ちはわかりますが、適切な株間を確保することで病害リスクが減り、長期的には収益アップにつながります。
温度差が引き起こす結露ポイントの特定方法
結露は見た目の問題だけでなく、病害発生の原因にもなる厄介な現象です。
- 露点温度を理解する
- 空気中の水蒸気が水滴になり始める温度が「露点温度」
- 相対湿度70%、気温25℃の環境では、露点温度は約19℃
- つまり19℃以下の表面があると、そこに結露が発生します
- 結露発生場所の予測方法
- 構造体や配管、電気設備など金属部分は冷えやすく結露しやすい
- 外壁に近い場所や断熱の弱い箇所も要注意
結露箇所を見つけたら、保温対策や空気の流れの改善で解決できることも多いです。
植物工場における湿度トラブルは、放置すると生産性や品質に大きな影響を与えます。特に初心者は忘れがちなんですが、収益性を追求するならば湿度管理にはこだわるべき。
データで見抜く湿度異常


植物は確かに「語りかけて」くれますが、その声を数値化して客観的に捉えるなら、データこそ最強の味方です。
湿度の異常を早期に発見し、対策を打つためには、正確なデータ収集と分析が欠かせません。
湿度データの効果的な収集方法
植物工場の湿度管理において、最も重要なのはデータの「質」と「配置」です。
- センサー設置位置の最適化
- 栽培エリアの上・中・下など、高さ別に設置する
- 壁際や送風機近くなど、環境が極端に変わる場所にも配置
- 植物の葉の近くにセンサーを設置し、実際の生育環境を測定
- データ収集頻度の重要性
- 最低でも10分間隔での測定がおすすめ
- 光の切り替わりや空調の稼働タイミングでは、より頻繁な測定が効果的
- 日変化だけでなく、週単位・月単位のトレンドも把握する
「センサーは多ければ多いほど良い」というわけではありません。むしろ、環境を代表する「要所」に絞って設置するのが効率的です。


データをただ集めるだけでなく、「語らせる」ことで、植物工場のパフォーマンス向上につなげましょう。
数値が教えてくれる小さな変化に気づくことが、大きな問題を未然に防ぐ第一歩です。
局所的な湿度スパイクを見逃すな
データログを詳細に分析すると、短時間の湿度急上昇(スパイク)が見つかることがあります。
これは多くの場合、設備やプログラムの不具合のサイン
- 制御ソフトのバグによる空調の停止
- 水漏れや配管トラブル
こうしたスパイクは平均値では埋もれてしまうため、最大値と最小値のチェックが重要です。
相対湿度だけに頼らない総合判断
湿度管理において、相対湿度(RH)だけを見ていると思わぬ落とし穴にはまることも。
VPD(相対湿度だけに頼らない総合判断
湿度管理において、相対湿度(RH)だけを見ていると思わぬ落とし穴にはまることも。
飽差(VPD)という重要指標
プロの栽培者が注目するのは「飽差」(VPD: Vapor Pressure Deficit)と呼ばれる指標です:
- 飽差とは、空気中の水蒸気量が飽和に達するまでにあとどれだけ水分を含むことができるかを示す値
- 単位は一般的に g/m³(1立方メートルあたりのグラム数)で表現
- 植物の蒸散のしやすさを直接示す数値
- 温度が変わっても植物への影響を一貫して評価できる
例えば:
- 相対湿度70%、気温20℃のケース:飽差 = 5.1 g/m³
- 相対湿度70%、気温30℃のケース:飽差 = 9.0 g/m³
同じ相対湿度70%でも、気温が高いケースでは植物が蒸散できる水分量が約1.8倍も大きくなります!これは植物にとって水分ストレスが大きくなることを意味します。
多くの葉物野菜では、飽差値5.5〜8.5 g/m³が理想的。この範囲を目指しましょう。
おっしゃる通りです。現場管理者にとって実用的で、より分かりやすい内容に改善しましょう。以下の点を改善します:
- 見出しの階層をシンプルに整理
- 実践的なポイントを箇条書きで明確に
- 現場ですぐに使える具体的なヒントを追加
- 重要な情報を視覚的に目立たせる
改善した内容をご提案します:
湿度コントロールの極意


湿度管理は植物工場の収益を左右する重要な要素です。
適切に管理すれば、品質向上、エネルギーコスト削減、そして病害予防にもつながります。
この章では現場で使える実践的なノウハウをご紹介します。
設備選びのポイント
除湿機選びで失敗しないために
- 容量は植物の蒸散量をベースに選定する
- レタス1000株なら1日50L以上処理できる能力が必要
- 1日あたりの必要除湿量(L) = 栽培株数 × 0.05L
- チェックすべき3つのスペック
- 連続排水機能(タンク式は現場向きではない)
- 省エネ性能(COP値が高いものを選ぶ)
- 騒音値(作業環境への影響を考慮)
ヒント:除湿機は「植物が出す水分に対して余裕を持った能力」を選びましょう。安すぎる機種は長期的に見るとコスト高になります。
循環扇の効果的な使い方
- 設置位置の黄金ルール
- 高さが違う位置に複数台設置(上・中・下)
- 壁から1m以上離す
- 植物の葉に直接風が当たらないよう角度調整
- 風速の目安
- 植物に直接当たるポイントで0.3〜0.5m/秒
- 簡易測定法:ティッシュペーパーを吊るして、軽く揺れる程度
ヒント:急な湿度上昇時は扇風機でも代用可能。植物間の通路に向けて設置すると効果的です。
日々の湿度管理実践法
現場での確認ポイント
- 毎朝チェックすべき3つのサイン
- 葉の表面に水滴がついていないか(高湿度の証拠)
- 葉の縁が巻いていないか(低湿度の証拠)
- 金属部分に結露が発生していないか
- 定期点検項目
- 除湿機のフィルター清掃(目詰まりで能力低下)
- ドレンホースの詰まり確認(水漏れの原因)
- 結露が発生しやすい箇所の断熱状態チェック
高湿度異常時の対処法(90%以上)
- まず循環扇の風量を最大にして空気を攪拌
- 可能なら除湿機の設定湿度を下げる
- エアコンを「ドライモード」や「暖房」に切り替え+「冷房」も同時に使用
設備トラブル時の応急処置
- 除湿機故障時
- エアコンの設定温度を2℃下げて除湿効果を高める
- 循環扇を最大風量にして空気の流れを促進
- 予備機がない場合は、家庭用除湿機でも応急措置として有効
ヒント:タブレットや紙のチェックリストを用意して、毎日同じ時間に同じルートで確認する習慣をつけると見落としが減ります。
結露ゼロへの具体策
よくある結露ポイントとその対策
結露箇所 | 原因 | 対策 |
---|---|---|
壁際の金属フレーム | 外気との温度差 | 断熱テープ巻き付け |
エアコン吹出口周辺 | 冷気による局所冷却 | 風向調整と送風カバー設置 |
配電盤裏側 | 密閉空間の湿気滞留 | 小型ファン設置と防湿剤配置 |
床面に近い配管 | 冷水通過による冷却 | 断熱材巻きと床から浮かせる |
- 手軽にできる結露対策
- 100円ショップの断熱シートでも応急措置に効果あり
- 結露箇所に小型ファンを設置して空気の流れを作る
- 防水テープやカバーで電気設備を保護
結露の見つけ方:早朝(最も温度が下がる時間帯)に工場内を巡回。手鏡を冷たそうな場所に近づけて曇るかチェックすると結露リスク箇所が分かります。
湿度管理は目に見えにくいからこそ、数値で確認し、植物の様子をよく観察することが大切です。
この章で紹介した実践的なテクニックを取り入れて、理想的な栽培環境を実現しましょう。
まとめ


植物工場における湿度管理の重要性、ご理解いただけましたか?
適切な湿度管理は単なる環境要因の一つではなく、収益性を大きく左右する重要な要素です。
この記事でお伝えしたように:
- 収益向上の隠れた鍵
- 適切な湿度管理で生産量20%増加、品質クレームの半減、設備寿命の延長が期待できます
- 植物のSOSサイン
- 蒸散のメカニズムを理解し、植物が示す湿度ストレスのサインを見逃さないことが大切です
- データ活用の重要性
- 相対湿度だけでなく飽差(VPD)も考慮した総合的な判断が必要です
- 実践的な対策
- 除湿機や循環扇の適切な選定・設置、日々のチェックポイント、結露対策など具体的な方法があります
植物工場の管理者として、ぜひ明日から湿度管理に一歩踏み込んでみてください。
最初は少し手間に感じるかもしれませんが、継続的な取り組みは確実に成果となって返ってきます。湿度の改善は比較的少ない投資で大きなリターンが期待できる、コスパの高い取り組みなんです。
皆さんの植物工場が、湿度管理の最適化によってさらなる収益アップを実現することを願っています!何か質問があれば、いつでもコメント欄でお聞きくださいね。


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