植物工場のコラム:蛍光灯の交換で大失敗した話

こんにちは、今村です

このページは、当サイトのコンテンツ「植物工場の収益性を高める172のヒント」で掲載したコラムを公開しています。

内容は、ノウハウなどでは全くないのですが、私の考えや失敗談などを気ままに書いてます。

「へー、他の工場ってそうなんだぁ」といった感じで読んでください。

目次

蛍光灯の交換で大失敗した話

最近の植物工場では、照明にLEDが使われることが主流となっていますよね。

最近の調査によると、人工光型の植物工場で9割以上がLEDを使っているようです。しかし以前は蛍光灯を使用している施設もあって、私が働いていた植物工場でも、蛍光灯が使われていました。

当時を振り返ってみると、蛍光灯の寿命は短いため、しょっちゅう交換作業をしていた記憶があります。

工場内には何万本もの蛍光灯が設置されており、切れている蛍光灯を見つけるだけでも時間がかかります。

そのためにはベッドの端から端まで、何往復もしての確認作業が必要です。眩しい照明を近距離で見続けるので、目がチカチカしてきます。

しかも1段目や上段のベッドは、覗き込むだけで体力を使います。

しかし、照明が機能しなければ作物は育ちませんから、交換は欠かせない作業でした。

そんな交換作業中に、ある事件が起きました。

蛍光灯って見るからに割れそうですし、実際に少しの衝撃でも簡単に割れてしまいますよね。

なので、「もし割れたら最悪だな」と、いつも思っていたのですが、交換作業をしていた担当者が蛍光灯を割ってしまったのです。しかも作物の真上で。

これは非常に厄介な問題でした。割れた蛍光灯の破片は粉々に砕け散り、回収するのは至難の業。

作物に付着していないか確認するのも一苦労です。もし破片が付着したまま製品化されてしまえば、大変な事態になります。

結局、対応策として「落下した可能性がある範囲の作物を全て廃棄」することになりました。

破片は割れた場所だけでなく、周囲のベッドにも飛び散っていたため、被害は広範囲に及んでしまいました。

最近は目にする機会も減ってきた蛍光灯に関する苦い思い出です。今となっては、植物工場の照明がLEDに移行して本当に良かったと思います。

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