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こんにちは、今村です
このページは、当サイトのコンテンツ「植物工場の収益性を高める172のヒント」で掲載したコラムを公開しています。
内容は、ノウハウなどでは全くないのですが、私の考えや失敗談などを気ままに書いてます。
「へー、他の工場ってそうなんだぁ」といった感じで読んでください。
システム操作を忘れて帰宅、栽培室がとんでもない気温に…
ある日、新築の工場で環境制御システムのテストをしていた私。
その日の仕事は、1日かけて空調や照明など、システムの動作を確認することです。これから始まる施設の稼働に向けて、問題がないことを確認しなくてはいけません。
確認の結果、特にシステムに問題はなく、夕方には一通りのテストを終えました。そして、その日の作業を終えて帰宅しました。
しかし家でくつろいでいると、ふと不安な思いが脳裏をよぎりました。
「あれ、栽培室の照明、消したっけ…?」
その日、作業をしていたのは私だけで、施設には誰もいません。そのため、誰かに確認をお願いすることもできません。
しかし、幸いにも外部接続が可能なシステムだったので、家からすぐに確認することができました。
「やっぱり、付けっぱなしだった!気付いて良かった!」
「ん、あれ…?」
ほっとしたのも束の間、気温の表示が目に飛び込んできました。
「ええっ、50度!?」
50度は温度表示の限界値。実際の温度はもっと高かったはずです。小さな施設だったため、照明の熱だけでもここまで上昇してしまったのでしょう。これはマズイ。すぐに照明を切り、冷房をオンにしました。すぐに気温は下がり、大事には至りませんでした。
新しい施設のため作物は育てていなかったのですが、栽培中の施設だったらと思うと、ゾッとします。50度では作物は全滅ですね…。最後の確認を怠らないようにしよう。という教訓になった出来事でした。
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