植物工場のコラム:工場内でのシャトルランで倒れそうになった話

こんにちは、今村です

このページは、当サイトのコンテンツ「植物工場の収益性を高める172のヒント」で掲載したコラムを公開しています。

内容は、ノウハウなどでは全くないのですが、私の考えや失敗談などを気ままに書いてます。

「へー、他の工場ってそうなんだぁ」といった感じで読んでください。

目次

工場内でのシャトルランで倒れそうになった話

皆さんは、「シャトルラン」という言葉に身震いしたことはありませんか?

20m間隔の平行線の間を合図音に合わせて往復する、地獄のような持久走のことです。私は学生時代、バスケ部に所属していましたが、毎日のシャトルランは今でも忘れられない悪夢です。

実は、ある植物工場では、このシャトルランを彷彿とさせる作業が行われていました。

収穫場からトリミング場まで、シャトルランよりも少し長い30mほど距離がありましたが、コンベアの設置が難しく、収穫した作物を人力で運ぶ必要があったのです。

収穫したレタスをケースに入れて積み重ね、台車に乗せて人が押して運ぶのですが、問題はその回数の多さでした。

一度の往復で運べるのはわずか50~60株程度。

しかし、トリミングを行う10人以上の作業者は、それを40秒ほどで処理します。つまり、その間に次の収穫物を供給しなければ、トリミング作業が止まってしまうのです。

そうなると運搬担当者の役割は、文字通り、30mの距離を40秒以内にひたすら往復することになります。

40秒のうちにケースを積み重ねたりする作業もあるので、移動時間は実質20~30秒ほどです。そのため、運搬は小走りでないと間に合いません。

本来のシャトルランよりペースは遅いものの、長時間続けるのは体力的にかなり厳しいものがあります。

それが3時間ほど続くのですから、たまったものではありません。

何人かで交代しながら作業を行うのですが、私も当時、平均的な社会人よりは体力があると思っていましたが、1度担当すると倒れそうなくらい疲れきっていました。

結局この過酷な作業は、その後に改善されることになりました。

やはりコンベアを設置することは難しかったものの、少なくとも歩いて運べるくらいの時間の余裕はできるようになったのです。

学生時代の悪夢が蘇るような経験でしたが、働く環境を改善する重要性を実感した出来事でもありました。

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